「完全禁煙」という、マイノリティ排除でいいのか?
分煙には誰も反対しない。ただ、完全禁煙派の主張は傲慢すぎるのでは?――受動喫煙防止対策検討会 | ハーバービジネスオンライン
私は20年来の喫煙者でしたが、最近はマラソンを始めたりしたこともあって、一応(?)禁煙しています。なので、喫煙者の気持ちはよくわかるし、禁煙者の気持ちもよくわかります。食後の一服は美味しい気持ちもわかるし、食事を楽しんでる隣で吸われたくない気持ちもわかります。
世の中の風潮が「完全禁煙」に向かってるのは、かなり違和感を感じます。細かい話はともかく、冒頭のサイトにあるこの一文が端的に表してると思います。
世界で初めて行政主導の禁煙キャンペーンを推し進めたのはヒトラーのナチス政権だとされている。この歴史事実が意味することも、一応知っておいたほうがいいだろう。
ポイントとしては、マイノリティを完全に排除していいのか…ということです。なので「分煙」ならまだしも「完全禁煙」の世の中に進めようとしてるのは、いささか疑問が残ります。
なお、ココからは私見ですが、「完全禁煙」を推進しようとしてる人って、昔自分が吸ってた人だったりしませんかね。僕の周りに数名いるんですよね。昔、さんざん吸ってたくせに、自分が辞めたもんだから「なんだ、おまえはまだ吸ってるのか」みたいに、急に勝者になった気分で見下ろす人が。かっこ悪いったらありゃしない。(笑)
分煙社会のススメ。 人を排除しない、多様性のある社会を目指して
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