ブレーキは真っ先に強化しましょう
GWに箱根一周してきたのですが、上りがつらかった…のはつらかったのですが、下りがつらい…というのを痛感しました。芦ノ湖から旧道、畑宿経由で下りたのですが、10%の下りが1km以上続くつづら折り、途中で握力が限界になり、何度も休憩しながら恐る恐る下りてきました。
私のtarmac君についてるブレーキは、AXIS。平地を走る分には問題ないのですが、急坂を下るときにはさすがに性能不足は否めません。
自転車仲間など、周囲の人に聞くと「ブレーキはいいものを選んだほうがいい!」と口をそろえて言います。なので、いままで純正のままで乗ってきましたが、初めて上級パーツ投入してみました。
選択肢はいろいろありますが、無難なところでshimanoの中で選んでみることにしました。
ディレイラーなどが105なので少なくとも105以上…で考えましたが、前後セットで比較したら、こんな感じでした。
105とULTEGRAで3000円の差の割に、ULTEGRAとDURA-ACEとの差は倍以上。実用で考えたら105で十分ですが、3000円足せばULTEGRA買えるんだったら…と、ULTEGRAにしました。あ、さすがにそこからさらに倍以上の金をかけてDURA-ACE…というほどはいらないかと。。
まあ、交換は特記事項なし。(笑) 無事に換装して、ぱっと街乗りで試乗しましたが…
ぜんぜん、ちがう!
街乗りだと、車が急に止まることもありますが、コントローラブルなブレーキなので、余裕で対応できます。下りでの速度コントロールも自由自在。
私の友人がいいことを言ってました。
走ってる車は事故る。止まってる車は事故らない
要は、 スピードを出せるように軽いホイールなどを投入する前に、ちゃんと効くブレーキを強化しましょう…ということです。
ロードバイク、フィッティング次第でこんなにも変わるのか!
先日投稿しました
をもとに、フィッティングを始めてみました。
記事では「複数の箇所を一気に変えず」「一度変えたらしばらく走ってみる」というルールがあったので、まずは最初に手を付けるサドル位置から始めてみました。(以降、数値は初期値からの差です)
1.高さ+10mm
とりあえず、10mm上げたらどんな違いがあるのか、試してみました。ちょっと漕ぎやすくなった感じはありますが、大した差は感じませんでした。
2.高さ+20mm
もう10mm上げてみました。こちらのほうが漕ぎやすい気がします。ただ、ここで思ったのが、少しずつ上げていくと、ちょうどいい高さに気づかずそのまま上げ続けてしまうような気がしたので、次は上限を見ようと多少大幅に高くしてみることにしました。
3.高さ+40mm
上限を見るために決めた高さなので、漕ぎにくくて当然…。と思って漕ぎだしてみたら、うんやっぱり、これは無理。。骨盤をひねらないと下支点まで回せないし、おしりは痛いし。ただ、ここでちょっと気づいたのが、サドルの前後位置。高くしたことでだいぶ後ろになってました。例の本*1にあった、サドルの前後位置の目安
ペダルを3時の位置にしたときに、膝蓋骨内側からおろした垂線がペダル軸と重なるようにサドル前後位置を調整する
を、パッと見で確認してみたら…、あからさまに後ろ。軽く見積もっても40mmは後ろ。ひょっとしたら、前にしたら何とかなるのかもしれない…と思いながら、さすがに高すぎる感じもしたので、”下げる+前に出す”でリトライ。
4.高さ+30mm、前+20mm
サドル高さは、+40mmがシートポストとしても限界だったので、それより下で良かった…と思っていたのですが、前後位置は+20mmが限界でした。本当はもう少し前に出したかったのですが。で、昨日は雨でちょっとしか乗れなかったのですが…
「いままでと全然違う!ちょーーーー乗りやすい!」
一言で言うと「自由自在」。手足のように扱えるって感覚です。シッティングからダンシングにもスッと移行できるし、脚もクルクル回るし、踏むも引くもなんでもござれ。ほんのちょっと変えただけですが、劇的な効果にビックリです。
このセッティングでしばらく乗ってみようと思いますが、ここから追い込むとしたら…サドルを前に出すという課題が残ります。よく見たら純正のシートポストが後ろに25mmオフセットしてるものでした。しらべたら0mmオフセットというシートポストがあるので、それを使えば今までより25mm前にできます。これを投入するしかありません。
って、純正シートポストがカーボンだから…カーボンに、する? う…、安くない…な。。
それはともかく、フィッティングをプロに頼むのもいいですが、自分で煮詰めていくのも楽しいですね。
ロードバイクのポジションセッティングは、これで決まり!
しばらく投稿はしてませんでしたが、ロードバイクは乗ってましたよ。w
そろそろ購入から一年になり、それなりに慣れてきましたが、150kmほどツーリングしてきたときに、なんかサドルが低い気がしてきました。そこから10mmほど上げて漕いでみたら…ちょっとラクでした。。
本当は、プロのフィッターにお任せしてフィッティングを出してもらうのが一番なのですが、そこそこいいお値段するので(笑)、自分でどうにかできないか…と思っていたところでした。
そんなところに、この本!
まさにこれです!! 「キノフィット」で有名な、木下智裕さんが、そのフィッティングノウハウを、余すところなく紹介した特集ページが26ページ! ステップを追っていくことで、自分にあったベストなセッティングを出すことができます!
フィッティングは、一度決めたら終わりというわけではなく、身体の状況(筋力、柔軟性…)が変わる限り、フィッティングも変わり続けるそうです。この号は…永久保存版ですぞ!
ロードバイク乗り始めて9ヶ月。当初の熱い想いを思い出す。
昨年7月にロードバイクを買って、約9ヶ月経ちました。それなりの距離乗ったり、ショップの練習会に行ってみたりしましたが、なんだかピリッとしない。
以前、MTBモドキでガリガリ乗っていた時のスピードが出ないなぁ…と思って、webでサラッとロードの練習方法をググってみました。こんなページにたどり着いたのですが、この一言で一気に目が覚めました。
「速く走りたいと思う速度を出さなきゃ。」
あ…。
当時、とにかくタイムを縮めたくて、飽きもせず同じコースでタイムトライアル的な練習をしていました。気温が高い日もあるし低い日もあるし、風が強い日もあるので、一概には言えないですが、徐々にタイムが縮まっていき、それに喜びを感じていました。それに引き替え、今はダラダラ、風の向くまま気の向くまま。。
それじゃぁ、脚も鈍るわけですよ。。軽くて高価なマシンを買ったって、速くなんてなりゃしない。
そんな、甘っちょろい乗り方するために、高価なロードを買ったのか?!
いままでそういう気持ちを忘れてた自分が情けない。確かにレースに出るという気持ちが弱くなっていることは確かだったけど、元々はそこが出発点だったはず。そのためのロードバイクだったはず、MTBモドキだとレースに出られないから、ロードを買おうと頑張ってきたはず。それが、結局買って満足しちゃってんじゃん。。。
当初の気持ちを思い出し、また一から出直しです!!
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輪行パッキングのコツはこれ! 輪行パーフェクト(マニアック?)マニュアル
え~、いつか書こう書こうと思いながら延び延びになっていた「輪行パッキング」紹介。自分の中でほぼベストであろう形が決まったので、ご紹介いたします。
ファンライドのアンケートにもあるように、やっぱり「傷つくのが怖い」という人が多いようです。実際私も…傷つけました。(笑) でも、大丈夫。傷つく可能性を最大限抑えたパッキング方法をご紹介します。あ、保証はしませんよ。(笑)
1.全体像はこんなイメージ
右側、左側。全体像はこんな感じです。一般的な縦型のパッキングです。ここでは「エンド金具の使い方」「ディレイラー(F,R)の位置」など、一般的な輪行ノウハウは省略します。いろんなサイトで紹介されているので、そちらを見てください。w
この投稿のキモになるのは、これ以降の話です。ここからは、どこにも出ていない、オリジナル情報になります。(投稿時点で…)
2.フレームを傷つけないために
私は今までいろいろトライした時に、フレームに傷をつけてしまいました。なにが原因かというと、ハブ周辺のクイックレバー、もしくは反対側のボルトが出っ張ってるから…です。最初はパズルのようにはめ込んだりしてましたが、ある時気づいたのが…
抜いちゃえばいいんだ!
簡単なことでした。(笑) リアのクイックリリース一式はエンド金具の固定に、フロントのクイックリリース一式はフロントフォークに…。そうすれば、ハブから出っ張ってる部品が無くなるので、ぶつかることはありません。
フロントフォークにクイックリリース一式をはめるときには、あまり強く締めすぎないようにしましょう。間にホイールが入っていないので、強く締めるとフォークが曲がります。
3.ホイールを留める3本のバンドは、どこがいいか
輪行袋についてくる、ホイールを留める3本のバンド。これをどこで使うか…が悩みどころです。ポイントとなるのは2点、
- できるだけパーツが動かないようにする
- 2つのタイヤが接地する形にする(置いた時に安定するため)
これを満たす位置で、いろいろ考えてみました。たぶんこれがベストであろう位置が、以下の位置です。
A.ダウンチューブ+ホイール
一つ目は王道のダウンチューブ。ここはあまり迷う人は少ないと思います。一つポイントがあるとしたら、全体的に締めるので、最初はあまりきつく締めないほうが良いかと思います。
B.チェーンステー+クランク+ホイール
残るもう2本をどうするか? 他に動く部品は「クランク」と「ハンドル」。それぞれ留めるようにするのが良いと思います。
クランク、どちらを留めるのが良いか? これはホイールの位置などにもよりますが、私はディレイラー側のクランクを下にして、チェーンステーとホイールと共に留めています。
C.トップチューブ+ハンドル+ホイール
残る1本。「ハンドル」と共に留めます。
ホイールを均等に止めるために、ダウンチューブで留めた位置から120度ずつずらして(リアディレイラー付近、サドル付近)留めるのもありかと思いますが、タイヤが多少開き気味で接地したほうが、置いたときに安定するので、ここで紹介した3か所が良いのではないかと思います。
最後に3本のベルトを適度に締めます。締めすぎると…負担がかかるのでよくないです。ズレない程度に締めましょう。
この3か所を留めることで、ホイールも安定しパーツも固定されるので、傷つくことはありません。
4.肩掛けベルトの正しい留め方
これは知らない人が多いかもしれません。昔、一眼レフのに取説に書いてあったやり方です。バックルを通したあと、フレームに通したベルトをバックルに戻してきたときに、バックルの内側を通すのが正解です。(写真参照)
なぜか? それは重みがかかった時に外側が締まるので摩擦が強くなるからです。通すときには難しいですが、しっかり固定されます。
固定がしっかりしていれば、しまう袋なんて、正直言ってどーだっていいです。(笑) あ、電車内持ち込みでは、ビニール袋輪行はダメ…という話をきいたことがあるので、どーでもいいとは言っても、それなりの袋をお勧めします。
輪行ができるようになると、自転車で行ける範囲が格段に広がります。「輪行はちょっと苦手…」という方がこのマニュアルを読んで、楽しい輪行ができるようになることを願ってます。
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