ありのママ。とんかつパパ。

より自然に、よりシンプルに。かたよらず、こだわらず。流れるような人生に、ちょっとした小ネタを。

四季の匂い

 先日投稿しましましたが*1、私は子供の時から、四季の匂いを楽しんでいました。

 ただ、これを説明するのはかなり難しいのです。一言で”こういう匂い”と言えるものでは無いからです。

 たとえば季節に応じた花の匂いであれば、簡単です。今の時期なら、クチナシの花の匂いなどはわかりやすいですね。キンモクセイだったら秋ですね。これらの花の匂いから季節感を感じるというのも、季節の匂いを楽しむ一つかと思います。

 もう少しマニアックになってくると(笑)、雨の匂い、土の匂い、葉の匂いあたりでしょうか。真冬は土の匂い?も渇いてるのですが、立春過ぎたころからちょっと湿った匂いがしてきます。4月も後半になってくると若葉の匂いに勢いが出てきます。梅雨明けを境に、夏のムワッとした強い日差しに照らされた土の匂いが出てきます。秋になると少し乾いた匂いです。冬は乾いた匂いも強くなります。

 たぶん日差しの強さと照らされた土の匂いが、湿気の強さで伝わり方が変わる…。そのような差が季節の匂いの差なのではないかと思います。なので、梅雨時の匂いと真冬の雨だと、匂いが全然違います。

 そんなのが分かる?とおっしゃる方がほとんどだと思います。なので、全員が分かるかどうかわかりませんが、最後に季節の匂いの嗅ぎ方のコツをちょっとだけ。

 家から外に出るタイミングがチャンスです。普段の生活圏ではそこの匂いに慣れてますから、外に出た時の”匂いの差”を感じるのがコツです。玄関を出るタイミングでは鼻から息を出し気味にして、家の付近の生活圏の匂いがしないところまで離れます。その生活圏から離れたら、フッと軽く鼻から吸います。そこで、生活圏とは違う匂いがすると思います。

 続けていると、日々の違い、季節の違いを楽しめるようになる…と思いますよ。

*1:

porkcutletpapa.hateblo.jp