ハッピーマンデーは中途半端
世の中、シルバーウィークの真っ只中ですが、そもそもの契機となったハッピーマンデー制度ネタ…です。
ハッピーマンデー制度とは、今まで日にちで固定していた祝日を、月曜日に固定することで連休を作り出し、レジャー出費などを喚起するようにした制度です。(ちょっとアバウトすぎる?)
じゃ結果、経済効果的にはどうなの?というと、効果があったような、なかったような…感じ見たいです。そりゃそうですよね、財布の中身は増えてないわけですから、連休だけ増やされても、どうしようもないわけです。
今まで、水曜日が祝日だったりしたら、結構うれしかったのではないですか?土日休みのサラリーマンとかであれば、二日行って休み、二日行って休み。僕はこれを「カスタネット休暇」と言っていました。(笑)「タン、タン、ウン、タン、タン、ウン」
この水曜日休暇が良かったという人、私の周りにもいっぱいいます。休暇の数が増えずに連休にされるぐらいだったら、こまめに休んだ方が気分的には楽です。んで、有給休暇をとれるんだったら、木金(もしくは月火)休んで5連休にしちゃえばいいんですから。
ということは、祝日を動かしたぐらいでは、そんなになにか変ることは無い…ということです。
で、ここで話題にしたいのは、冒頭に上げた記事(ちょっと古いですが)の後半に出てくる、フランスの通称「バカンス法」。大恐慌で大変なことになってるさなか、フランス政府は、労働者に年2週間の有給休暇を保証する法律を制定したそうです。その結果、節約型の旅文化が発展したり、内需拡大に結びついたりしたそうです。
やっぱり、休みを作るのなら、このぐらいガツンとやらなきゃダメなんですよ。
って…、日本人の気質だと、それを言われても「休めねぇよ」って言うんでしょうけどね。え?私は?…休んじゃいますね。(笑)
やった。―4年3ヶ月の有給休暇で「自転車世界一周」をした男 (幻冬舎文庫)
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