ありのママ。とんかつパパ。

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松島倫明さんトークイベント(4)


「みんなでつくるWIRED書店」連続トークイヴェント第5回 「アウトドアから見つめ直す ぼくらの働き方」松島倫明×若林恵 | 代官山DAIKANYAMA T-SITE

先日、「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」の編集者の、松嶋倫明さんのトークイベントに参加してきました。その模様を、数回に分けてご紹介します。

スポーツ都市という違和感、スポーツに目的を持つ違和感

公共事業として「スポーツ都市を推進する」ような取り組みが、全国各地で行われているようです。これが一番スポーツをやる気をそいでいるのではないか?という話。そもそもスポーツというものは、誰かに強制されてやるものではない(前回参照)ので、お上が何と言おうとそれで踊る人たちは少ないと思うのです。トークでは「権力の匂いがするところに自由なスポーツは広がらない」ような話がありました。
あと「なぜスポーツをするのですか?」とか、「このマラソンの目的は何ですか?」という質問に違和感を感じる…という話もありました。スポーツを始めるきっかけとしては、ダイエットのため…などの目的があるかもしれませんが、もしそれがつまらないものだとしたら絶対続けられないはずです。ランニングを続けてる人は「楽しいから走ってる」「気持ち良いから走ってる」でしかないのです。「タイムを追及する」、そういう目的はあるかと思いますが、それは二次的なものだと考えます。マラソンランナーの高橋尚子選手が引退した後、市民ランナーとフルマラソンを4時間かけて(それでも速いですが)走った時、「こんなに気持ち良いものだとは思わなかった」と言ってました。本来、走るということは、楽しいというベースがあると思います。

(つづく)

<参考>

GO WILD 野生の体を取り戻せ!

 

GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス