GO WILD! (スギちゃんではない)
「ワイルドだろぅ?」ではありません。(古い…)
別掲した記事でも書きましたが、最近「GO WILD! 野生の体を取り戻せ!」という本を読みました。マラソン・ランニングをやるかたなら読んだ、もしくはタイトルぐらいは聞いたことがあるであろう「BORN TO RUN」の関連書籍でもあります。
人間の体は、何万年も前からバージョンアップしていないにも関わらず、狩猟することなく、体を動かすことも減り、贅沢な食生活(農耕によって得られた小麦や米を食べる生活)にシフトしたことで、いろんなバランスが崩れてきている…という話です。
知り合いにこの本を教えてもらったのですが、彼は「BORN TO RUN」を読んで、ワラーチ(簡易なサンダル)で走ることを始め、最近では裸足ランにシフトし、冬場も薄着で過ごすようになってから…すこぶる体調が良いとのことです。一番驚いたのが「花粉症が治った」とのこと!アレルギーというのも、元々WILDな状態の人間には無かった反応なのだと思います。それが、GO WILDすることで、本来の免疫機能がアップしてきたのだと思います。
私は今まで、「炭水化物抜き」だとか「ベジタリアン(ヴィーガン)」とかは、極端なやり方で、栄養学的には間違っていると思っていましたが、この本を読んで多少認識が変わってきました。確かに大昔は炭水化物を(農耕などで)まとめて取ることはして無かったはずで、食事としてはほとんどが草木、たまに狩猟で得た肉…という状態だったはずなので。
とはいえ…現代の生活で、これを実践するのは…難しいです。せめて「ご飯は少なめに…」ぐらいが関の山かと。ただ、いままでモヤモヤしてたことがすべてつながった気がして、スッキリしました。
上っ面の健康法(と言っては失礼ですが)に振り回されることは、この本を読んだらもう無くなりますね。
GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス
- 作者: ジョンJ.レイティ,リチャード・マニング,野中香方子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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