横浜マラソンが中止になったことについて文句を言う人に対する文句
今日はちょっと辛辣です。
横浜マラソンが中止となって数日たちましたが、なんだかいろんな意見が出ていますね。ひとまとめにしていってしまうと、すべては、
わがまま
です。例えば
返金すべき
これは準備段階ですでに費用は発生しているので無理です。また、申し込み段階で「悪天候などで中止になった場合でも費用の払い戻しはありません」と記載があったはずです。それをお忘れでは?
他には
次回大会参加に優先権を
ということは、次回走る人は、全員今回走れなった人…ということになるので、次回新たに申し込む人は「1人も参加することができない」ということですね?(有料で優先権を与えます…という対応らしいですが、それはやらなくてよかったのでは?と思ってます) 既得権益をはく奪されそうになってわめく、天下り官僚と同じです。
また
判断が遅い
選手に参加費用をもらってる以上、大会側としてはできるだけ走らせてあげたい…という気持ちです。なので、ギリギリまで開催する方向で調整を続けています。その気持ちをご理解いただけないのですね。逆に早く判断して、当日思ったほど荒天にならなかったら「判断が早すぎたのでは?」って批判を言うのですよね。
また
同じ日に中止になったのは横浜だけ
横浜マラソンは途中、高速道路を走ります。そこで低体温症の選手がわんさか出たとしても、エスケープルートがないので、しばらくコース上で待ってもらうしかありません。見殺しにするということですね?
また
そもそも秋に開催するようにしたことがおかしい
言いがかりにすぎませんよ。横浜の10/29の晴天率(曇含む)は統計上、66.7%です。(統計期間1981年~2010年) 暑い真夏に練習できない?、早朝練習するなり深夜練習するなりジムで練習するなり…どうとでもなります。
挙句に
そもそも公認コースでないレースに価値はない
だったら出なくてよいかと。そもそもそんなに厳密に計るほど、追い込んだレースをする実力者なのですか?本当に公認記録が欲しいのであれば、公認記録になるレースに出ればいいだけの話ですね。
こういう状況が進むと、
マラソン大会が淘汰されて無くなる
という状況になるでしょう。それは誰が悪いって?まともなレースを企画しない大会運営側?いえいえ、違いますよ。
過度な期待をする選手が悪い
のですよ。
低価格が売りの牛丼屋に過剰なサービスを要求した結果、牛丼店が淘汰されて潰れる
という図式と同じです。そして日本はいつまでたっても浮かばれない住みにくい国という状況が続くのです。そろそろ気付きませんかね。。
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