ありのママ。とんかつパパ。

より自然に、よりシンプルに。かたよらず、こだわらず。流れるような人生に、ちょっとした小ネタを。

ロードバイク、フィッティング次第でこんなにも変わるのか!

 先日投稿しました 

porkcutletpapa.hateblo.jp

 をもとに、フィッティングを始めてみました。

 記事では「複数の箇所を一気に変えず」「一度変えたらしばらく走ってみる」というルールがあったので、まずは最初に手を付けるサドル位置から始めてみました。(以降、数値は初期値からの差です)

 

1.高さ+10mm

 とりあえず、10mm上げたらどんな違いがあるのか、試してみました。ちょっと漕ぎやすくなった感じはありますが、大した差は感じませんでした。

 

2.高さ+20mm

 もう10mm上げてみました。こちらのほうが漕ぎやすい気がします。ただ、ここで思ったのが、少しずつ上げていくと、ちょうどいい高さに気づかずそのまま上げ続けてしまうような気がしたので、次は上限を見ようと多少大幅に高くしてみることにしました。

 

3.高さ+40mm

 上限を見るために決めた高さなので、漕ぎにくくて当然…。と思って漕ぎだしてみたら、うんやっぱり、これは無理。。骨盤をひねらないと下支点まで回せないし、おしりは痛いし。ただ、ここでちょっと気づいたのが、サドルの前後位置。高くしたことでだいぶ後ろになってました。例の本*1にあった、サドルの前後位置の目安

ペダルを3時の位置にしたときに、膝蓋骨内側からおろした垂線がペダル軸と重なるようにサドル前後位置を調整する

を、パッと見で確認してみたら…、あからさまに後ろ。軽く見積もっても40mmは後ろ。ひょっとしたら、前にしたら何とかなるのかもしれない…と思いながら、さすがに高すぎる感じもしたので、”下げる+前に出す”でリトライ。

 

4.高さ+30mm、前+20mm

 サドル高さは、+40mmがシートポストとしても限界だったので、それより下で良かった…と思っていたのですが、前後位置は+20mmが限界でした。本当はもう少し前に出したかったのですが。で、昨日は雨でちょっとしか乗れなかったのですが…

 

 「いままでと全然違う!ちょーーーー乗りやすい!」

 

 一言で言うと「自由自在」。手足のように扱えるって感覚です。シッティングからダンシングにもスッと移行できるし、脚もクルクル回るし、踏むも引くもなんでもござれ。ほんのちょっと変えただけですが、劇的な効果にビックリです。

 

 このセッティングでしばらく乗ってみようと思いますが、ここから追い込むとしたら…サドルを前に出すという課題が残ります。よく見たら純正のシートポストが後ろに25mmオフセットしてるものでした。しらべたら0mmオフセットというシートポストがあるので、それを使えば今までより25mm前にできます。これを投入するしかありません。

 

 って、純正シートポストがカーボンだから…カーボンに、する? う…、安くない…な。。

 

 それはともかく、フィッティングをプロに頼むのもいいですが、自分で煮詰めていくのも楽しいですね。

 

 

*1:

 

サイクルスポーツ2016年07月号

サイクルスポーツ2016年07月号