ありのママ。とんかつパパ。

より自然に、よりシンプルに。かたよらず、こだわらず。流れるような人生に、ちょっとした小ネタを。

輪行パッキングのコツはこれ! 輪行パーフェクト(マニアック?)マニュアル

 え~、いつか書こう書こうと思いながら延び延びになっていた「輪行パッキング」紹介。自分の中でほぼベストであろう形が決まったので、ご紹介いたします。

funride.jp

 ファンライドのアンケートにもあるように、やっぱり「傷つくのが怖い」という人が多いようです。実際私も…傷つけました。(笑) でも、大丈夫。傷つく可能性を最大限抑えたパッキング方法をご紹介します。あ、保証はしませんよ。(笑)

 

1.全体像はこんなイメージ

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 右側、左側。全体像はこんな感じです。一般的な縦型のパッキングです。ここでは「エンド金具の使い方」「ディレイラー(F,R)の位置」など、一般的な輪行ノウハウは省略します。いろんなサイトで紹介されているので、そちらを見てください。w

 この投稿のキモになるのは、これ以降の話です。ここからは、どこにも出ていない、オリジナル情報になります。(投稿時点で…)

 

2.フレームを傷つけないために

 私は今までいろいろトライした時に、フレームに傷をつけてしまいました。なにが原因かというと、ハブ周辺のクイックレバー、もしくは反対側のボルトが出っ張ってるから…です。最初はパズルのようにはめ込んだりしてましたが、ある時気づいたのが… 

抜いちゃえばいいんだ!

簡単なことでした。(笑) リアのクイックリリース一式はエンド金具の固定に、フロントのクイックリリース一式はフロントフォークに…。そうすれば、ハブから出っ張ってる部品が無くなるので、ぶつかることはありません。

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 フロントフォークにクイックリリース一式をはめるときには、あまり強く締めすぎないようにしましょう。間にホイールが入っていないので、強く締めるとフォークが曲がります。

 

3.ホイールを留める3本のバンドは、どこがいいか

 輪行袋についてくる、ホイールを留める3本のバンド。これをどこで使うか…が悩みどころです。ポイントとなるのは2点、

  • できるだけパーツが動かないようにする
  • 2つのタイヤが接地する形にする(置いた時に安定するため)

 これを満たす位置で、いろいろ考えてみました。たぶんこれがベストであろう位置が、以下の位置です。

 

A.ダウンチューブ+ホイール

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 一つ目は王道のダウンチューブ。ここはあまり迷う人は少ないと思います。一つポイントがあるとしたら、全体的に締めるので、最初はあまりきつく締めないほうが良いかと思います。

 

B.チェーンステー+クランク+ホイール

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 残るもう2本をどうするか? 他に動く部品は「クランク」と「ハンドル」。それぞれ留めるようにするのが良いと思います。

 クランク、どちらを留めるのが良いか? これはホイールの位置などにもよりますが、私はディレイラー側のクランクを下にして、チェーンステーとホイールと共に留めています。

 

C.トップチューブ+ハンドル+ホイール

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 残る1本。「ハンドル」と共に留めます。

 ホイールを均等に止めるために、ダウンチューブで留めた位置から120度ずつずらして(リアディレイラー付近、サドル付近)留めるのもありかと思いますが、タイヤが多少開き気味で接地したほうが、置いたときに安定するので、ここで紹介した3か所が良いのではないかと思います。

 

 最後に3本のベルトを適度に締めます。締めすぎると…負担がかかるのでよくないです。ズレない程度に締めましょう。

 この3か所を留めることで、ホイールも安定しパーツも固定されるので、傷つくことはありません。

 

4.肩掛けベルトの正しい留め方

 これは知らない人が多いかもしれません。昔、一眼レフのに取説に書いてあったやり方です。バックルを通したあと、フレームに通したベルトをバックルに戻してきたときに、バックルの内側を通すのが正解です。(写真参照)

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 なぜか? それは重みがかかった時に外側が締まるので摩擦が強くなるからです。通すときには難しいですが、しっかり固定されます。

 

 固定がしっかりしていれば、しまう袋なんて、正直言ってどーだっていいです。(笑) あ、電車内持ち込みでは、ビニール袋輪行はダメ…という話をきいたことがあるので、どーでもいいとは言っても、それなりの袋をお勧めします。

 

 輪行ができるようになると、自転車で行ける範囲が格段に広がります。「輪行はちょっと苦手…」という方がこのマニュアルを読んで、楽しい輪行ができるようになることを願ってます。

 

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