フラットペダル+トゥクリップが、ものすごく使える件
先日シューズカバーを買った*1ので、久々にビンディングペダルを出しました。久しく使ってなかったので、新鮮な感覚でした。ビンディングペダルを使ったあと、フラットペダル(+トゥクリップ)をしばらく使っていたので、所感含めてまとめてみます。
ビンディングペダルで大変な目にあった話
昨年の7月ごろ、友人と二人で千葉方面にツーリングに行きました。その時はビンディングペダルを使い始めたころで、とにかく使いたくてしかたありませんでした。そんな中、千葉の山奥の急坂で後ろから車も来た状況でニッチもサッチもできなくなり、派手に立ちゴケ。また、気が緩んだのか普通の交差点で立ちゴケ。この時点でディレイラーハンガーが曲がっていたようで、その後ローに落とした時にチェーンが外れて驚き、また立ちゴケ。日に3回も立ちゴケし、ディレイラーハンガーは曲げ…と、散々な一日でした。
フラペ+トゥクリップが意外と使える話
その日、友人の装備は、フラットペダルにトゥクリップ。まあ、何とも軽装なわけです。立ち寄ったコンビニやお土産物屋でも「ペンギン歩き」はありません。 かといって、漕ぎの軽快さが無いわけではないです。サーーーーーッと軽快に漕いでいました。
帰ってから早速、フラペ+トゥクリップを調べ始めました。数か月後に購入し、いざ使ってみると。。
なんだよ、ラクじゃん!
思った以上なんです。確かに引き足が100%使えるかというと、それは無理です。スリッパみたいなもんなので、後ろに引くと抜けます。それでも「回して漕ぐ」分には、全然問題ないのです。それからしばらくは、フラペ+トゥクリップで過ごしています。ロードバイクに乗り換えてからも、フラペ+トゥクリップでした。
久々にビンディングを使って、気づいた点。(フラペ目線)
しばらくフラペ+トゥクリップを使ってきた後に、再びビンディングペダルを使ってみて、気づいた点があります
気軽さがなくなる
足が強制的に固定されていることで、心理的に気軽さがなくなります。SPD-SLではなくて、SPDを使えば歩きやすい靴が使えるじゃん…という話もありますが、もっと根本的な話で、外すという儀式からはどうしても逃れられない…、心理的な部分ですね。レースで1分1秒を争うのであれば、一切のムダを排除しなければならないと思いますが、私はそれより気楽さがスポイルされるほうが嫌です。
ペダリングが雑になる(?)
久々にビンディングペダルを使ったので、試しに「引き足だけ」のような極端な回し方をしてみたんです。そしたら、うん、当然できます。ビンディングに頼った回し方…ですね。これって、どうなんでしょう? 確かにビンディングを使った漕ぎ方というのが、人間の小さな脚力を余すところなく伝えるためには大事なのかもしれませんが、より自然な回し方を考えると、「素直に踏む」ということが大事なのではないでしょうか。その点ではフラペ+トゥクリップは、基本的な漕ぎ方の良い練習になるのではないかと思うのです。
ビンディングペダルを使わないと「なんで?」というふうに聞かれることが多いのですが、逆に私としては「なんでビンディングじゃなきゃいけないの?」という感覚です。確かに、見た目のカッコよさはありますけどね。
フラペ+トゥクリップで、もっと気楽に、もっといっぱい乗る…というのも、楽しみ方の一つだと思いますよ。
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