「禅的生活シリーズ５」 答えは一つじゃない
最近読んだ本で、いくつか通じることを感じたので、枡野俊明さんの「禅、シンプル生活のすすめ (知的生きかた文庫)」のトピックを参考にさせてもらいながら、ＧＷ読み物として投稿しようと思います。
答えは一つじゃない
「禅問答」というのは修業の一つだそうですね。とことん問答を繰り返すことで、答えを出すことよりも、その本質のようなものを見出す修業のようです。これをもう少し一般的に考えると、何かに対して答えを出すことは目的ではなくて、その本質がわかることが目的なのではないかと思います。
たとえば、中学を受験するか否か…ということに対して答えを出すことより、そういう議論を交わすことに意味がある…ようなものでしょうか。
ただ世の中、答えを出すことに執着してますよね。何が正しいかを導き出す…みたいなことに躍起になって、ちょっとでもそれから外れると炎上…みたいな。個性的な意見もへったくれもない。もっとさまざまな意見＝答えがあっていいと思いますね。
