ありのママ。とんかつパパ。

より自然に、よりシンプルに。かたよらず、こだわらず。流れるような人生に、ちょっとした小ネタを。

創意工夫する力が弱くなっている気がします。(その1)

 今日はちょっと硬い話。

 『ノージーのひらめき工房』という番組を子供たちと見るのですが、以前放送されていた『つくってあそぼ』や『できるかな』と比較して、どうにも違和感を感じてしまうのです。それは、

 

 作ることの押しつけ感。

 

 『つくってあそぼ』『できるかな』は同じ工作番組でも、作り方の細かい説明まではしません。もう少し言うと紙の切り方、糊のつけ方までは説明しないのです。また、作るものもほんとに基本的な物だけ。凝った仕上がりなんてないんです。その部分は、作る子供たちの裁量に任せるところで、それが創意工夫につながるのではないかと、僕は思うのです。しかし『ひらめき工房』ではそれらが全部用意されてしまっているのです。それが僕が上に揚げた「作ることの押しつけ感」です。確かにこれらを説明することで、仕上がりはきれいになるでしょう。ただ、それを先に知ってしまうと、上手くいかなかった(きれいにできなかった)ことから学ぶチャンスがなくなってしまうのです。僕は幼稚園の時、こいのぼりを作ろうとして、内側全面に糊を塗ってしまい筒状にならずに失敗したことを覚えてます。(もう30年以上前なのに。。)それが今では、自分で家具を作るまでになってます。(笑)

 

 子供たちにもっと自由に作らせるように促す番組にならないものか…と思っています。

 

(ちょっとこのテーマ、明日も続けようかな…)

 

レゴ 基本セット 基本ブロック (XL) 6177

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