松島倫明さんトークイベント(2)
「みんなでつくるWIRED書店」連続トークイヴェント第5回 「アウトドアから見つめ直す ぼくらの働き方」松島倫明×若林恵 | 代官山DAIKANYAMA T-SITE
先日、「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」の編集者の、松嶋倫明さんのトークイベントに参加してきました。その模様を、数回に分けてご紹介します。
体に関する興味という流行と、走ることのソーシャル性
近年、メタボリック対策などを契機に、走り始めたりするかたが増えています。今までも健康ブームというものはそれなりにあったとは思いますが、近年の健康に関する流行は以前とは趣が違ってきているようです。
一番大きいのが、SNSでの情報連携。過去は同じ時間に同じ場所に集まることで、同じ時間を共有することしかできませんでしたが、今はSNSで仲間がどこでどんなことをしているかが、つぶさにわかります。また、そもそも同じ場所で同じランニングをすることで、仲間意識が急速に深まる…ということもあります。これは松島さんだけでなく、ランニングを(特にトレランを)行う方は、かなり感じている部分かと思います。この仲間意識が芽生えるということも、本来の人間の姿であり自然とそのようなつながりを求めるのだそうです。そういう点からも、今回の体に関する興味の流行が、今までと違った大きなムーブメントになりうる可能性がある…とのことです。
(つづく)
<参考>
GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス
- 作者: ジョンJ.レイティ,リチャード・マニング,野中香方子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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