自転車のメンテは、これ一本
昨日は、AZ(エーゼット)KM-001の話題を出しましたが、今日は使い方についてご紹介します。
チェーンへの注油
まあ、普通です。(笑) ただ、使い方がちょっと変わってるかもしれません。私はディグリーザーとかは使ったことがありません。毎回、AZ(エーゼット)KM-001を注して、古歯ブラシでこすってウエスでふき取る…だけ。このKM-001はサラサラしたオイルなので、チェーンのコマの奥まで入ります。新品のチェーンなどでは初期の金属粉も洗い流れるほど。これが一つ上のグレードのAZ(エーゼット)CKM-001は、多少粘度が高いので、コマの奥まで入りません。洗浄で使うには硬いのです。なので、もっぱら私はKM-001なのです。
各種油汚れの洗浄
例えば、カセットスプロケットや、チェーンリング、ディレイラー、ハブ…など、油汚れしやすい部品、洗うのは面倒ですよね。それにもKM-001を使っちゃいます。古歯ブラシにKM-001を少しつけて、こするだけ。油でギトギトになりますが汚れが浮いてくるので、それをウエスでふき取ります。これだけでピカピカ。
初期の錆び落とし
ポツポツと点のように出てきた初期の錆びは、同じように古歯ブラシにKM-001を少しつけて、軽くゴシゴシしたあと放置プレイ。そのうち錆びは無くなります。(進行した錆びは、これでは解決できなくなります)
各部ネジの錆び予防
同じように、古歯ブラシにKM-001を少しつけて、ネジというネジに少しずつ塗っていきます。定期的に行う事で、錆びることはありません。
まあ、KM-001を湯水のように使う(それでも…1Lも買ったら、しばらくなくならないですけど…)わけですが、それができるのも「安いから」です。
私は1L缶で買ってますが、なんと1,800円ちょっと。フィニッシュラインの赤とか、120mlで1,000円、同量で比較するとKM-001だと120mlで200円ちょっと。もう湯水のように使いますよ。
んでまた、AZ(エーゼット) KM-001(70ml)とか、1人1本限りのキャンペーン価格で98円。さらに関東だと送料無料とか、AZさん大丈夫なんでしょうか?(笑) キャンペーンもずいぶん長くやってますし。。
まあ、ブルベなどの超長距離や、雨天走行などのチェーン注油には向かないとは思いますが、日常のメンテはホントこれ一本で用が足ります。おススメです。
AZ(エーゼット) KM-001 極圧・水置換スプレー [多目的・多機能・多用途・超潤滑防錆浸透 オイルスプレー/浸透防錆潤滑油/浸透 防錆 潤滑剤] 420ml 149
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AZ(エーゼット) KM-001 極圧・水置換スプレー 70ml 潤滑防錆浸透スプレー[潤滑防錆浸透油/極圧潤滑剤/浸透防錆潤滑剤/潤滑油] 749
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AZ(エーゼット) KM-001 極圧・水置換オイル 1L [潤滑防錆浸透油/極圧潤滑剤/浸透防錆潤滑剤/潤滑油]
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雨の日は、自転車メンテ日和
この2週間、自転車に乗れてません。。週末2週にわたって雨。いてもたってもいられなかったので、昨日はメンテナンスしました。
と言っても、普段からチェーンは毎回清掃注油しているので、全く乗ってなかったら全く汚れてないのです。でも注油…というか確認したかったのは
錆び始めてるんじゃないか
という怖さ。うちは、玄関ポーチの外に置いてる(風雨はあたらない)ので、ちょっと気になったのです。多少でも乗ってれば錆びも付かないのですが、ほったらかしはさすがにどうかと。。で、恐る恐るチェーンを見てみたら
全く錆びてない!
まあ、チェーンオイルを定期的に注していれば当たり前のことかもしれませんが、チェーンオイルとしては激安な部類に入る、AZ(エーゼット)KM-001で、錆びてないことがうれしくて。
いままでいくつかチェーンオイルを試しましたが、僕の中ではこれが一番汎用性が高く、一押しです。
私のAZ(エーゼット)KM-001の使い方については、また明日。
AZ(エーゼット) KM-001 極圧・水置換スプレー [多目的・多機能・多用途・超潤滑防錆浸透 オイルスプレー/浸透防錆潤滑油/浸透 防錆 潤滑剤] 420ml 149
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自転車は目の敵にされてる?
Facebookで、この記事が掲載されていたのですが、そのコメントがひどいんです。
- 信号無視すりゃ、そりゃ速いわなw
- すり抜けして事故れ。チャリンカス
- こういう記事が、バカな自転車乗りを増やしてることを知るべき
などなど…。
これを読んで大きく二つ、考えることがあります。
マナーアップの強化
自転車に乗る側の悪。確かに危ないすり抜けをしたり、信号無視したりする自転車乗りはいます。ただ、それはホント一握り…のはずなのですが、悪いイメージはほんの一握りの人のイメージで出来上がってしまいます。これは乗る人、一人一人が注意しなければならない問題です。
自分勝手なイメージで相手をつぶすという悪
これは言及する側の悪。自分が過去に見た、危ない乗り方をしてる自転車のイメージを、勝手に結び付けてるだけです。交通ルールを守って乗っても速いという事実を受け入れられないという、理解力が弱い人です。また、上でも書いた「マナーアップ」という単語について、「マナーではなく、ルールです」なんて、揚げ足をとって悦に浸ってる、器の小さい人も。ルールは最低限守るもの、マナーはルールは当たり前に守った上で、それ以上の気遣いを行う…というイメージが持てないんですね。。
いずれにしても、日本はいつからこんなに住みにくい国になっちゃったんでしょうね。。少しずつ、言いたいことを言える世の中にしていきたいもんです。
自転車のルールとマナー (安全に楽しく乗ろう!自転車まるわかりブック)
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自転車は重いほうが巡航するのがラク?!
先日、ロードバイクの荷台に荷物を載せて巡航していました。その時なんだか巡行がラクな感じがしたので、ちょっと考察してみることにしました。考察の条件としては
- 平地の一定速度の巡航
です。苦手な人は見ただけで拒否反応が出そうな数式が出てきますが、ご容赦を。
重量mの自転車を時速vで走行させるときに必要な踏力をE1、その時の抵抗(空気抵抗、接地抵抗など)をEとするとき、お互いの力は釣り合うので
\[ E = \frac{1}{2}mv^2+E_1 \tag{a} \]
となります。時速vが等しい時、重さの増分をdm、踏力の増分をdE1とすると
\begin{align} E &= \frac{1}{2}(m+dm)v^2+(E_1+dE_1) \\ &= \frac{1}{2}mv^2 +\frac{1}{2} dm v^2 + E_1 + dE_1 \\ &= E + \frac{1}{2} dm v^2 + dE_1 \tag{b} \end{align}
移項すると、
\[ \frac{1}{2}dm v^2+ dE_1 = 0 \tag{c} \]
重さの増分dmがプラスになるとき(=重くなれば)、踏力の増分dE1はマイナスになる(=踏まなくてよくなる)ということ。すなわち、「平地を一定速度で巡行する場合」は、
「重量が増加すると踏力は少なくて済む」
ということです。
「え?」って思いますよね。
「じゃぁ、ママチャリのほうがラクなんじゃないの?」
っていう意見が出てきそうですが…。その辺の考察はまた今度。
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このトレーニングは、ヒルクライムを鍛える…だけじゃない!
先月号に続き、サイスポが必読です!
特集で「1カ月で磨く、ヒルクライム」とありますが、このトレーニング方法は、ヒルクライムだけではなく、すべてに通じるトレーニングだと確信しました。
自転車は、「ペダルを踏む」のではなく「ペダルを回す」と言われます。上手にペダルを回せるようになるには、まずはゆっくり回すことが大事。ゆっくり上手に回せなかったら、速く上手には回せません。「坂道をゆっくり上るトレーニング」というのが、すべてに通じるトレーニングになる…というのは、そういうことです。早速週末のトレーニングから取り入れようと思います。
その他、ヒルクライムレースに臨むにあたって、食事をどうすべきか、前日はどう過ごすべきか…面白い情報が盛りだくさんです。
最近のサイスポ、面白い!